山宮さんの思い

昔は小さな駅にも駅長さんがいて、懐中時計を手に指さし確認や
敬礼などの威厳ある姿で子供たちが憧れ、駅員さんも誇り高い
存在として目に映りました。

また保線作業での見事なツルハシ捌きは、熟達した大人の仕事姿として
尊敬を込めて真似たものです。

腕木式信号機が見える炭殻敷きのホームには、丹精された花が
人々を和ませ、夏の打ち水された待合室は清々しく、冬のストーブは
頼れる存在で、小窓に揺れる炎がなぜか眠りを誘いました。
私の心に残る駅風景の一つです。

人にはそれぞれ心に残した駅の風景がありますが、様々な駅舎に
あれこれ思いを馳せながら、一心にボールペンを走らせるのは
中々楽しいもので、駅舎への愛着が深まると共に癒しさえ覚えて
不思議です。

釧網本線は東釧路・網走間に27駅、花咲線は根室・釧路間に21駅が
連なる路線です。無人駅が目立ちますが、置かれた所を天命と心得、
黙々とお役目を果たして感動的です。

                          山宮喬也

<上尾幌駅>
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<尾幌駅>
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<厚岸駅>
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<糸魚沢駅>
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<初田牛駅>
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<別当賀駅>
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17日(日曜日)までです。

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